おはようございます

最近、【家族葬】と言う言葉を良く耳にします。
ご家族を中心としたご葬儀のことなのですが、最近は
「安いから」とか「お付き合いが無いから」「質素な式を…」という考えが多いようです。
そんな中、私が当たらせていただいたお式の話をしたいと思います。

亡くなったのはおばあちゃんで、園に入所され、ご親戚は姪御さんお一人でした。
お参りも無いであろうと言っていました。
にもかかわらず、式場ホールの祭壇を使用され、祭壇にはお花や盛り物を、ご用意されました。
お式が始まってもは姪御さんお一人・・・
私達も一緒に座らせていただきおつとめが進んでいきました。

最期のお別れにも一緒に立ち合わせていただきました。姪御さんは涙され、
私達も一緒になって果物やお花をおばあちゃんのお棺に入れてあげました。
最後に、お骨を拾いに式場を退館される際『ありがとう』と言ってただいた時
私のほうこそ何か感じさせられるご葬儀をしていただけた事に

『ありがとうございました』

と感謝の気持ちでいっぱいでした。

親族がいないから、お参りが無いから、安いから、そういった理由では無く、ただ「送ってあげたい」という気持ち、これが本当の【家族葬】なんだな･･･と感じ感動させられたお式でした。